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古典をめぐる小旅:吉川英治「親鸞」から

それにしても,悪天候が続いてうんざりしてしまいますが,こういう月に限って,祝日が皆無なんですよね(苦笑)

この土日は久しぶりに大型書店で本を漁ってました.

気分転換・・・になったのかな.自分でもよく分からない.

明大の斎藤先生の本を発見.「古典力」というタイトルに惹かれて,パラパラ読んだ.

その中で「自分にとっての古典を見つける」という内容が書いてあった.先日,渡部昇一「知的生活の方法」で書いてあったこととほぼ同じ.

年代的に渡部昇一の本の方が古いから,おそらく斎藤先生も「知的生活の方法」を読んで影響を受けたのかもしれませんね.

 

私にとって「自分の中の古典」になるのか分からないけど

今,吉川英治親鸞を読んでいる.

それがきっかけになって,親鸞真宗,そして,真宗聖典とも言える浄土三部経無量寿経観無量寿経阿弥陀経)にも興味を抱くようになった.

岩波文庫で売ってるのを見かけたので,浄土三部経をパラパラ読んでみたが

ううむ・・・口語訳と書いてあったけど,これがなかなか難しい.それに前提知識がないと面白いと言えるものではないかも?

そして,親鸞聖人が書いたと言う教行信証岩波文庫にあったので,パラパラ読んでみたけど,こちらも難解.

現代人でこれらの書物をスラスラ小説のように読んで理解できる人って,いったいどれくらいいるんだろう?(理解できないのはオレだけか?)

 

高校時代の古文にまで遡って勉強したいとは思わないけど

文語でよく使う言葉の意味を,ある程度は知識として蓄えておかないと理解できないだろうね.しばらくは「仕込み」が必要かも?

漢詩も書き下し文は結局は古文なので,古文が読めないとあまり楽しめない.

自分の古典を探す旅は,ゴールの見えないライフワークになるかもしれません(苦笑)