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【低山登頂の旅 No.1】大文字山の登頂を目指したが甘くなかった

今回は出張で京都に来た.

標高500m前後の低山をトレイルラン(っていうか,ほとんどトレッキング)を結構楽しんでいる私としては,

一度登ってみたかった大文字山に登ってみることにした.

実は今までも,いくつか低山に登ってます.

函館山,岐阜の金華山,徳島の眉山,ソウルの仁王山,札幌の藻岩山,神戸のハーブ園山頂,他にもマイナーな低山をいくつか.

また,山ではないですが,熊本の草枕の道(峠越え),済州島のオルレなど.

あれ?でもその程度か.案外少ないかも?

で,今回は実は叡山に登ってみたかったんですが,さすがに時間がなかった.それで,手軽に登れそうな山として大文字焼きで有名な大文字山にしてみたんです.

大文字山は標高472m.大したことないと思ったんだけど・・・

これが甘くなかった.

これが今回のルートです.

平安神宮から丸太町通を歩いて,白川通を北上し,途中から大文字山に向かって登っていくルート.

鹿ヶ谷という地名らしいです.

片道1.4kmというウォーキングで言えばどうということもない距離でしたが・・・

 

白川通を北上して,フレンチレストランを目標に右折.

その後,北上して道沿いに山を登って行きました.

まだまだ住宅街.

でも,坂は次第に急になってきました.

学校帰りの女子中学生をみかけましたが,写真に写らないように彼女らがいないタイミングでパシャっと.

さらに登って行きます.

どんどん坂がキツくなって行きます.

ひえー,こんなに急な坂に寺があるの?

これ,建てた人を尊敬します.家の中はちゃんと水平になってるんでしょうかね(当たり前だなw)

 

6月とはいえ,日差しはまあまあ強いです.

次第に体力を消耗してきました.

今回は急に思い立ったので,装備は軽装.トレッキングの予定だったら,せめてリュックにペットボトルを2本くらいは入れておくんですが

普通にランニングウェアです.

これが後で祟りました.

 

民家が消えて,山道になってきました.

針葉樹の森が風情あります.川のせせらぎが聞こえて,とても自然豊かです.

街中から少し離れただけで自然がそのまま残っているのが,京都の魅力ですね.

 

到着!ここが登山道のようです.

まぁまぁ整備されてそうなので,ランニングウェアでも行けそうです.

 

京都一周トレイルの柱が.

そうか,京都を一周するのも面白そうだな.

 

ところが,道が整備されていたのは最初だけ.

その後は倒木がそのままだったり,

え?これ,どっち行けばいいの?

と迷ってしまうような,道のような道でないようなところもあり.すぐ脇は谷底になっているので,もし足を踏みはずとヤバいですね.

銀閣寺の横から登るルートの方が整備されているらしいので,そっちから登った方がよかったかもしれない.

 

ふらふらになりながら,やっと「楼門の滝」に到着.

これ,かなりきつい山道です.このあたりまで来るとほとんど整備されていないです.

人が通った形跡が残っている程度です.

 

そして,「俊寛僧都忠誠の碑」に到着.

もう少しだけ頑張れそうな気がしたけど,足腰はともかく,脱水で頭がフラフラになっていたので,ここで断念することにした.

正直,こんなところで目眩でも起こしたら,谷底まで滑落しちゃうかもしれない.

勇気ある撤退,それも大事です.

 

帰り道

やっと住宅街に到達.ここまで来れば大丈夫.

ふぅ・・・

若い頃なら多少の無理はできるだろうけど,50代になったら,自分の体と相談しないとダメです.それと,準備は万全にしないと.

急に思い立ったけど,そんな時のために出張の時はナップザックを常に持参しないといけないかも?

 

JR京都駅から鹿ヶ谷まで来るのに交通機関を全く使わなかったので,歩数だけはトータルで30,000歩になった.

数字の上ではかなりのカロリー消費になるはずだけど,体重に反映されるのか?