私は飲み会が大好きで,いつもかなり飲んでいた.自宅でも毎日欠かさず晩酌.
自宅ではそれほど量は多くないけど,500mL缶のビールを2つが標準.その後で,ウイスキーや日本酒を飲む時も.
健康診断でも,肝機能の数値はいつも悪いけど,全く気にせず若い頃と同じような感覚で飲み会に参加してきた.
ところが・・・
先日同僚と久しぶりに飲みに行ったとき,ちょっと自分でも嫌な酔っぱらいかたをしてしまった.グチというか失言が多かったのです.
歳をとると,誰でもいろいろ不平不満を押し殺して生きていると思う.なので,酔っ払うとつい口が緩んでしまった.
さすがにこれはマズい…
深く反省すると共に,それ以後,酒席の誘いを断ることにした.
最初は,自分だけが飲み会に参加しないことに対する疎外感を強く感じて,(自分で行かないことを決めたんだけど)落ち込んだりもした・・・
だけど,今ではすっかり慣れた.
いや,慣れたというより,これは新たな発見だったかもしれない.今まで飲み会は重要なイベントと思い込んでいたけど,行かなくても別にどうってことない.そのことをハッキリと認識するようになった.
そして,ついに行きたいとすら思わなくなった.
酒そのものは好きなので,完全にやめるつもりはないけど
せっかく「飲み会断ち」が出来たので,この勢いで酒量そのものを減らしてみようかなと思う.
そこでふと目にしたのが,ソバーキュリアスというライフスタイル.
完全に禁酒するわけじゃない
ソバーキュリアスとは飲まないことを基本とするライフスタイル.飲酒そのものを完全にやめるわけではないという考え方なので,私に合ってるような気がする.
早速試してみる.
そもそも自分の現状を考えると,
- 肝機能の数値が悪い
- 腹囲がメタボの基準を超えたので,ダイエットする必要がある
- 夜,酒を飲むとすぐ眠くなってしまって時間がもったいない
今ここで生活を改めないと,退職する頃には健康状態がヤバいかもしれない.夜の時間も有意義に使いたい.
そこで,以下のような生活を実践することにした.
週5日間(日〜木)は完全に禁酒.全く飲まない.だけど,週末(金,土)は飲んでもOKにする.
ただし,飲む量は厚生労働省が定めている1日の適量(純アルコールで20g,ビール500mL程度)だけ.しかも,適量を守るために高級な酒を嗜むことにする.
これ,なかなか怖い.誘惑に負けたら破産です(笑).
適量であれば,今まで高くて手を出せなかった酒を楽しめる.安酒を浴びるように飲むくらいなら,高級な酒をちびちび嗜む方がいいかもしれない.
飲まないだけじゃなく,こういう楽しみがあるとやり甲斐が出てくるもの.
ノンアルビールもいろんな種類があるので,平日にいろいろ試してみたい.